本の感想と珈琲の話。

はじめまして。よつこです。読んだ本の感想と、本が読めそうな喫茶店探しの記録です。おすすめあったら教えてください!よろしくお願いいたします。

極主婦道

真の働き方改革

何も考えずに

ストレス解消。

 

 

極主夫道 1 (BUNCH COMICS)

極主夫道 1 (BUNCH COMICS)

 

 

 

極主夫道 (2) (BUNCH COMICS)

極主夫道 (2) (BUNCH COMICS)

 

 

 

*****

極主婦道

おおのこうすけ

*****

 

SNSの広告で流れてきて

まんまと?買ってしまった

こちらの漫画。

 

 

元極道が主夫をする

 

ただそれだけの漫画なのだけど、

面白い!

 

 

極道のイメージ通り家事します。

ご近所付き合いに、

買い物に、

ヨガ教室に。

主夫。まさに。

 

 

しかも、かなり

バリバリのできる主夫です。

 

まあ、少しずれてはいるけれど。

 

まあ、そこが面白い!

 

 

極道からのキャリアチェンジはなかなか大変だったろうに、

その辺の事は描かれていないので、

それはそれで、

良い意味で

軽く読めます。

 

軽快な感じで。

 

主婦の大変さもきちんと描かれているけど、

その大変さすら

気づいているのかいないのか。

でも、

とても楽しげな主人公。

 

 

よくこんな話し思いつくなぁ〜。

クリエィティブな人はすごいなぁ。

 

 

もともとはネットの連載コミックだそうです。

昔、漫画や小説なんて、

絶対雑誌投稿だったと思うのだけど、

 

チャンスは広がったもんだ!

面白い作品と出会う機会も増えたもんだ!

 

と歳がばれるような感慨に浸っております。

 

 

かくいう私も主婦。

私の場合は仕事見つからないので、

主婦。

その為、主婦と名乗るのもおこがましいくらいのだめな感じなので、

見習わなくてはと思って読みましたf^_^;

 

 

仕事だって

家事だって

各々与えられた場所で頑張らないと

楽しくないのかもな。

と珍しくポジティブな事を

考えてみたり。

 

 

さあ、今日も

頑張ってご飯作ろうかな。

 

し、仕事も探さないとな。

 

葬送の仕事師たち

必ず訪れる「死」に寄り添う

誇り高い

プロフェッショナルたちの姿

 

 

葬送の仕事師たち (新潮文庫)

葬送の仕事師たち (新潮文庫)

 

 

 

*****

葬送の仕事師たち

井上理津子

*****

 

 

「死」は誰にとっても平等にやってくるもの。

 

遅かれ早かれ、嫌でもなんでも

避けては通れない。

 

ならばどうやって向き合うのか。

残された人間はどうやって旅立つ人を

送るのか。

 

そんな「死」に向き合う

プロフェッショナルたちの

ノンフィクションです。

 

葬儀、納棺、化粧に、

骨となるまで、

改めてどれだけの人々が

人が死に、天に送られるまでに関わっているか考えたことがありますか?

 

私自身も何度か葬儀を経験していますが、

どうしても自分の悲しみに精一杯で、

そこに携わっている人達にまで

意識がいきません。

 

でも、

そういうプロフェッショナルがいるからこそ、

悲しみに浸っていても

葬儀も火葬も滞りなく済ませる事ができるのです。

 

というか、

多分、当事者は

プロフェッショナルに任せて

悲しんで良いのだと思います。

 

この本に出てくるプロフェッショナル達は

自分の仕事に本当に誇りを持っています。

 

楽な仕事なんてこの世にはないけど、

死と向き合うのは本当に大変。

差別、偏見、悲しみ、苦悩。

 

 

死を忌み嫌う古き悪しき習慣のせいで、

いわれなき職業差別にあったり、

遺族に当たり散らされてもなお、

仕事に誇りを持ち、

魂を天に送る事に使命感を持っている姿に

本当に涙が出ます。

 

差別してる奴、

まじでなんなんだ!!

 

火葬場の職員さんが

何をしてくださっているかご存知ですか?

 

恥ずかしながら

わたしは全く知りませんでした。

時間が経てば、お骨になって出てくると思っていたのです。

が、

そんなことはありません。

 

少し衝撃のあるお話になってしまうので、

自粛しますが、

ご興味のある方は是非読んでみてください。

 

孤独死が「明日は我が身」の昨今で、

こんなにも考えてくれている人がいるのかと

ただただ頭が下がります。

 

死んでしまったら

後の事は多分何もわからない。

 

葬儀は正直、残された人達の心の区切りだと思っています。

 

その区切りに立ち会い、

一緒に悲しみ、

送ってくれる人達の事、

もう少し詳しく知ってみませんか?

 

 

【喫茶】Cafe Fermata カフェフェルマータ at 武蔵野プレイス 武蔵境

せっかくブログを始めたので、

本の感想の他にも

本が読める喫茶店を探してみよう。

 

とはいえ、

大体行く店は決まってしまっているので、

新しいトコロ

開拓できたらいいな。

と思っています。

 

美味しい珈琲飲みたい。。。

 

 

図書館にカフェが併設されていて

まさに読書にぴったりなのが、

 

東京 武蔵境にある

武蔵野プレイス←図書館名

の中の

 

Cafe Fermata

カフェフェルマータ

 

です。

 

 

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こちらが、武蔵野プレイス。

何度も言いますが、

 

図書館です。

 

電車からも見えるので、

最初見たときにはびっくりしました。

普通の街並みに

結構パンチの効いた外観。

 

中も、天井高くておしゃれです。

 

 

地上3階

地下2階

のおしゃれ図書館。

 

図書館としての機能はもちろん、

レンタルスペースや

ワーキングスペースも

併設されてます。

 

カフェは

この1階にあります。

 

メニューはこんな感じ。

 

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夜もやってますー。

 

 

 

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図書館の中にあるので、

本を読んでいる方が比較的多いですが、

そこまで静かにしなくても大丈夫な

プレイス1階の為、

お話に興じるマダムたちや、

お子さん連れのお母さんたち、

打ち合わせらしき男性の方、

ノマドワーカーらしき方、

勉強しながらご飯食べている方、

と色々な人がいます。

 

 

カウンター席には

場所によって電源があるので、

ブログ書かれている方もそこそこ見かけます。

比較的広めのカウンターなので、

PCなどを広げやすいのかも。

 

そこまで、座席数は多くないので、

休日にはすぐ満席になってしまいがちですが、

平日は案外入れます。

 

 

わたしはいつも

カフェラテです。

 

深い意味はありません。

付いてくるクッキーが意外と好きです。

 

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カウンターには本やら雑誌が常設されてます。

 

 

図書館内とはいえ、

そこまで静かではないので、

音が気になったり、

話し声が気になる方は

要注意です。

 

とは言え、

居心地よし

本近し

なので、

ご興味ある方は是非。

 

 

武蔵野市立ひと・まち・情報 創造館 

武蔵野プレイス

〒180-0023武蔵野市境南町2-3-18

tel 0422-30-1905

アクセス:

JR中央線西武多摩川線武蔵境駅」南口下車、徒歩1分

 

002.武蔵野プレイス

 

 

シャイニング 上下巻 : the shining

本当に怖いのは

ゴーストか?人か?

巨匠の描く人間のエゴが何より怖い。

 

 

新装版 シャイニング (上) (文春文庫)

新装版 シャイニング (上) (文春文庫)

 

 

 

新装版 シャイニング (下) (文春文庫)

新装版 シャイニング (下) (文春文庫)

 

 

 

*****

シャイニング

the shining

 

スティーブン・キング

*****

 

 

アイムホ〜ム〜〜〜

 

のセリフと

怖すぎるジャックニコルソンの顔↓

 

 

シャイニング (字幕版)
 

 

で有名な映画の原作。

 

 

映画版を観たスティーブンキングは

激怒したとか。

 

 

そりゃ、そうだ。

 

 

というくらい、原作と映画はテイストが違います。

 

 

大枠は一緒。

親子が冬に閉ざされるホテルの管理人になり、

一冬の間に色々起きてしまうという

大枠は一緒です。

 

特殊能力=シャイニングを持った少年も

もちろん出てきます。

 

何が違うかというと、

映画は兎に角ホラーを重視。

小説はホラーありつつ、人間の弱さを重視。

ってところじゃないかと勝手に思っています。

 

 

いつか大成する。

自分が大成できないのは、周りのせい!

 

という思いを無意識に持ち続けている

主人公の父。

小説家で、アル中で、自意識過剰。

でも、家庭の事はきちんと大事に思っている。

平常時ですら、

お酒飲みたい衝動と戦い、

自意識を抑え込み、

自分自身と戦っています。

 

そんな、思いにつけ込むゴースト達。

あの手、この手で、

あちらの世界に引っ張り込もうとするのですが、

それに見事に負けてしまう人間の弱さ。

 

そして、それに打ち勝つ人間の強さもまた描かれています。

 

うそう

人間ってそう上手くは生きれないよね

 

というのを痛感させてくれる

ホラー小説でした。

 

 

映画お好きな方も

原作おもしろいと思います。

 

ティーブンキング。

名作あり過ぎて、

次何を読んだらよいかしら?

 

悩むー。

 

 

この地獄を生きるのだ うつ病、生活保護。死ねなかった私が「再生」するまで。

生きづらさを抱えている人が

少しでも道を見つけられるかも

しれない

 

 

 

 

*****

この地獄を生きるのだ

うつ病生活保護。死ねなかった私が「再生」するまで。

小林エリコ

*****

 

 

あらすじは、綺麗にまとまっているサイトをご参考いただくとして。

 

 

人の痛みの本質は

残念ながら他人には分からない。

人の悩みもしかり。

 

どんなに話を聞いても、

理解したくても、

本人に成り代る事が出来ない以上、

完全なる理解は不可能だ。

 

だからこそ

想像する事が大事で、

体験する事が大事で、

それが無理なら

本を読むことで

追体験することが大事だと思う。

 

苦しい人が

どんな言葉を欲しているのか

どんな行動を欲しているのか

身近な人なら余計に

察する力を身に付けたい。

 

かくいう私も

前職はパワハラで退職し、

一時期、適応障害で病院通いをしてました。

希死念慮にはもう中学生くらいから

悩まされております。

 

だからと言って、

安易に作者の辛さが分かるとは

口が避けても言えないし、

言いたくない。

 

もちろん、自分の辛さも

誰かに分かってもらうのは

難しいと思っています。

 

でも、誰かに話したい時はある。

理解して欲しい時はあります。

 

難しいとは分かりつつ。

 

だから、もし万が一身近な人が

同じような地獄に落ちた時、

少しでも

 

力にはなれなくても、

わずかの理解は持ち合わせておきたいと心から思います。

 

 

うつ病がどういうことか理解できてますか?

 

生活保護がどういうことか理解できてますか?

 

 

私は自信がありません。

 

 

人の苦しみを知るのは重要だ。

 

人がどう地獄を生き抜いているのか

それを知るのは

自分の力にもなるかもしれない。

 

自分の辛さが、その人の辛さと重なるような事があった時、

ひょっとしたら、何かが理解ができる瞬間があるかもしれない。

 

 

それを期待して、

いつか自分の地獄も終わるよう

祈りながら読みました。

 

 

そして、何より

福祉の不十分さ、

それを取り巻く人の知識と理解のなさには

憤るばかり。

 

理解をする努力も怠ってしまうのかと

落胆ばかり。

 

 

 

自分に何ができるのか、

考えなくては。

 

 

 

 

「話し方」の心理学

嫌な奴を

論理的に撃破するための

参考書

 

「話し方」の心理学:ジェシー・S.ニーレンバーグ/小川敏子

 

 

 

ご興味ある方は以下をどうぞ。

 

*****

「話し方」の心理学:

ジェシー・S.ニーレンバーグ/小川敏子

*****

 


詳しいあらすじは、もっと綺麗にまとまっているサイトをご参考いただくとして。

 

 

 

1964年に出版されたこちら。

 


つい、昨日、単行本が平積みになっているのを見て、

人の悩みの根本は時代は変われど、

変わらないのだと痛感しました。


つまりは、人。

対人関係。

つまらない仕事でも、

多少忙しくても

人に恵まれていたら仕事続く

というのが、私の持論ですが、

そうは世の中うまくいかない事も痛感しています。

(もちろん、忙しさに限度はあるけどね)

 


所謂、パワハラで前職を辞めたので、

正直、前の上司には色々思うところがあり、

 


論破できる機会と勇気があれば、

と今だによく思い出すのですが。

 


今までの生活でこんな場面あったな

と思い出し、

想定しながら読んだわけです。

 


健康診断受けません!

悪いところが見つかったら嫌だから!

 


と言っていた上司や、

 


月31日出勤しといて、

休んでください

というと

 

なんで?

 
と言っていたあの上司を想定しつつ。

 


指示をされたので、

メモをとったら、

 


何メモとってるの?!

私はあなたに指示通りにやってもらいたい訳じゃないから!

 


と言い放った上司を想定しつつ。

果たして、自分に説得が出来るのか?

もしくは、理由を受け止めて消化する事が出来るのか?

 

頭の中では実践できても、

実生活では難しい。。。

 

相手との関係性はもちろん、

文字で読むのと、

生身の人間の反応はだいぶ違うし・・・。

 

でも、自分が生きていくためには

人間関係はなかなか避けられないし・・・。

 

と思いつつ、

自身もいまだになかなか思ったような結果は出せていませんが、

 

気づいた!

 

 

0ベース思考という本でも

 

書かれていましたが、

 

mijikaikatujireview.hatenablog.com

 

 

重要なのは

 

バイアスのかかった考えを

一度リセットする事。

 


それを毎日少しでも意識していたら、

いつかは理想に近づけるかも。

 


歳は重ねても

柔らかい頭でいたいものです。

0ベース思考〜どんな難問もシンプルに解決できる〜

思考の持ち方で

世界の見方が変わる

生き方を示した経済学本

 

0ベース思考  どんな難問もシンプルに解決できる:

 スティーブン・D.レヴィット / スティーヴン・J.ダブナー 

 

 

0ベース思考---どんな難問もシンプルに解決できる

0ベース思考---どんな難問もシンプルに解決できる

 

 

感想は冒頭の3行にまとめているつもりです。

以下は、ご興味のある方のみお読みください。

あらすじは書いてません。あしからず。

 

 

*****

0ベース思考

どんな難問もシンプルに解決できる

 

ティーブン・D.レヴィット

ティーヴン・J.ダブナー 

*****

 

詳しいあらすじは、もっと綺麗にまとまっているサイトをご参考いただくとして。


経済学って

よく分からない。

 

 

経済学って何?

 

 


というレベルの私です。

 


経済に興味がないので、

ビジネス書的なものにも

とんと興味なしです。

 


当然、

ビジネス書やら

自己啓発本やら

苦手であまり読んでいなかった。

 


気の持ちようだ!

みたいな事を言われてる気がして

その時は実践しようとするけど

すぐ忘れてしまうから。

 


しかし、ある日、

インスタでフォローしている方の

紹介が面白そうで、

この本を読んでみようと思うに到り、

新たな衝撃を受けました。

 

経済学者の記した物事の考え方、

問題の解決の仕方の本。


気の持ちよう本もいっぱいあるだろうけど、

この本のアプローチは

実に論理的というか統計的。

 

銃規制は犯罪率の低下と関係があるのか?

なぜより豊かな人ほど自殺するのか?

 

など、身近な問題を統計から分析していくと、

道徳的には善とされていたことが、

必ずしも問題の解決には役に立っていない

ということがわかります。

 

感情で判断してしまいそうな問題も

そうやって見ていくと道が見えたりするらしいです。

 

実践するのはなかなか難しいとしても・・・。

 


統計を基準に様々な問題にアプローチしているので、

闇雲に

気の持ちようです!

みたいな本とは

説得力が雲泥の差。

 


要は、

道徳心とバイアスのかかった自分の価値観は横に置いといて、

0の状態で物事を判断する事。

簡単ではないけど、

それで解決することは意外と多い。

 

 

 

知識は得なくてはいけません。

ひけらかすのではなく

自分のために。

行動で得られないから

本を読む。読む。

 


インスタやってなかったら

読んでなかった本。

 


読んでよかった

 

より経済学なので、

ご興味あれば

こちらの本も是非。

 

 

ヤバい経済学 [増補改訂版]

ヤバい経済学 [増補改訂版]